日周運動の撮影~vengeance~

以前みずがめ座η流星群のピークの日に、日周運動の撮影に挑みました(詳しくはこちら)。

そのとき撮影した写真について、伊代野大先生から、

・日周運動を撮影するとなると、やはり30分間のライブタイム撮影では時間が短い。

・ピントが合ってない。

というご指摘を頂きまして、ベンジェンスもといリベンジすることにしました。

 今回は5月24日22時10分~25日0時20分の130分間。正確には1分×130枚のコンポジット撮影を行いました。

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この日は、はくちょう座のあたりを流星が何個か通過するのも観測できました。

また今の時期は夜が深くなると南の空に木星がひときわ明るく輝いて見えます。

 

ときには夜空を見上げてみるのも良いものですよ。

日周運動の撮影 ~伊代野研究室紹介~

5月7日0時台の日周運動の様子です。

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北極星をほぼ中心にして、空全体が反時計回りに回転して見えます。それが日周運動です。

実はこの日、みずがめ座η流星群がピークの日で、旧3号館にカメラを据えて待機していました。しかし、いわゆる「三大流星群」ではないこのみずがめ座η流星群。カメラで捉えることはおろか、目視すら厳しいものでした。

そんな流星群を今か今かと待っているときにふと撮影した一枚です。

2018年9月17日(月)22:51:15の岡山やや南上空の水平は流星

岡山理科大学基礎理学科屋上に設置しているスカイモニターTENGENが流星を記録していました。
(伊代野は岡大ジョギング中22:50頃に,農場当たりで空を見上げたとたんに流れました。東北東から南南西で方向向きとも一致。色が少し変わっていたと思う。先頭が黒っぽくて,その周りが赤い。痕のようなものが見えた。隕石に近いものであったと思う。到来方向を考えると,少し解せない。)

取り急ぎ。

TENGENの捉えた流星画像

情報宇宙研究室の紹介

  • 情報宇宙研究室
    • 高エネルギーγ線天体現象の原子核乾板による高角度分解能撮像
    • 大広域空気シャワー現象による高エネルギー宇宙線原子核組成の研究
    • 過去の彗星現象,太陽系外物質の流星による研究
  • 宇宙ガンマ線観測計画GRAINEの2015年豪州気球フライト実験データ解析