基礎理学科では、自然科学、数理科学、情報科学の各分野の基礎的かつ総合的な学習と複数の分野が融合する学際領域の研究体験を通して、教育界や産業界などで活躍できる人材の養成を目指している。そのため、1年次から各分野の基礎的な知識・手法・考え方を講義・演習・実習を通じて身につける。2年次秋学期からは「総合理学コース」と「理数系教員コース」に分かれ、自らが指向する分野の専門的知識・手法・考え方を身につけ、その能力を活用するために各分野の諸問題に多様な視点に立って主体的・協働的にアプローチする能力を育てていく。
 このような観点から、基礎理学科では以下の資質をもつ人を国内外から幅広く求める。

求める人物像
  • 基礎理学科入学後のさまざまな専門科目の修得のため、数学と理科の基礎的な知識については十分理解している人
  • 身につけている知識や技能に基づいて、多面的に考え、自ら判断して課題に取り組むことができる人
  • 自然科学、数理科学、情報科学の知識・手法・考え方を身につけ、教育界や産業界で活躍したいという意欲を有する人
  • 基礎理学科の専門科目を修得するための基本的なコミュニケーション能力を有する人
学んできてほしいこと
  • 自然科学の基礎となる数学、物理学、化学、生物学、地学のいずれか複数を学んでおくこと
  • 専門としたい、または興味のある分野に関連する科目(数学、物理学、化学、生物学、地学)のうち、いずれかの科目の内容を修得しておくこと
  • 英語の基礎をしっかりと学習しておくこと
  • 高等学校レベルの現代日本語の会話力、読解力、作文力を身につけておくこと
  • 自分の考えを論理的に説明できるコミュニケーション力を身につけておくこと