基礎理学科には7つの教育分野があります。
教育は自然科学の基礎が全て学習できるように数学、情報、物理、化学、生物、地学、環境の7つの分野を基礎理学科の専任教員が教育します。
卒業研究は、この7つの分野に別れて先端の研究を行ないます。3年次秋学期に希望する卒業研究分野を決定し、その分野の専門科目を学んで卒業研究に備えます。

基礎理学科の教育・研究分野

数学

代数学・解析学・幾何学や、確率論を研究するとともに数学教育や教材開発に取り組んでします。

情報

情報システム、プログラム言語、データサイエンスを学び、自然科学の研究に取り組んでいます。

物理

物質を原子レベルで押したり、曲げたり重ねたりして新しい機能材料を探索しています。

化学

分析化学・有機化学を通して、環境分析や有機材料の開発に取り組んでいます。

生物

生物の生態や環境の変化を解明することにより、観察や観測の技術を習得しています。

地学

地学分野では、地質学、鉱物学、宇宙物質科学、惑星科学、宇宙科学、自然災害科学および防災教育といった幅広い分野を取り扱い、地層や岩石・鉱物、宇宙物質(隕石)の観察・分析や宇宙ガンマ線・宇宙線の観測を通して、地球や太陽系、さらには恒星から宇宙の成り立ちまでを理解することを目的としています。講義においては教室で行う座学に加え、野外での実習を行い、調査・観測スキルの習得を目指します。卒業研究においては、野外調査や機器分析・観測を行います。また、機械学習などを用いたデータサイエンス研究にも取り組んでいます

環境

水質や土壌に関する調査を通して地球の環境の理解を深め、観察や観測の技術を習得しています。

2025年4月1日改変