梅雨時期に現れた満天の星空を見る
今年の梅雨は長い。
7月下旬でようやく九州南部が梅雨明けした頃です。
この時期は空を見上げても見渡す限り雲しかありません。
しかし7月16日はその限りではありませんでした。太陽が沈んでから雲が流れ、梅雨時期とは思えない満天の星空が見え始めました。どうやら天は私たちの味方のようです。
というのも、10日に土星が「衝(太陽系の天体が地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のこと。この時、地球と惑星との距離が近くなるため明るく見える。)」であったため明るさが健在で、その近くに木星も確認でき、また7月半ばは、月が土星の近くを通過して見えます。つまり月と惑星2つが同時に見える絶好の機会であったのです。
↓撮影した写真。↑その写真におよそ対応する星図
↓おとめ座付近。↑その写真におよそ対応する星図。