地球科学研究室の紹介

最近の出来事

2018.6.17

   オープンキャンパス

 

今年度1回目のオープンキャンパスが実施され、

基礎理学科の学科イベントに参加しました。

私たちの研究室では、

蛍光鉱物の観察と偏光顕微鏡の観察を行いました。

 

たくさんの高校生の方に

興味を持っていただけたなら嬉しいです。

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2018.5.12

  酸性岩に伴う種々鉱物の観察

~ 島根県松江市島根町 桂島 ~

 

日本列島が大陸から離れ日本ができたころ、

日本海沿岸では海底火山活動が活発になりました。

その際に形成された岩石が陸化し、

これが侵食を受け今の地形になったとされています。

今回はそのうちの島根町加賀の沖に浮かぶ桂島で岩石の観察を行いました。

 

島の各地で、流紋岩質岩の隙間にある直径数cmの球状あるいはレンズ状の

白色鉱物(メノウ)を観察しました。

また、流紋岩類中に白色の鉱物(これらの多くはゼオライト類)も観察しました。

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実習終了後はビアガーデンで反省会(?)を行いました。

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外部資金

<上記の研究を行う際に、主に以下のようなご援助をいただいています。>

2015年度(継続)原生代環境下における水—岩石鉱物相互作用とその後の地球環境形成に関する研究

日本学術振興会 科研費

2014年度(継続)原生代環境下における水—岩石鉱物相互作用とその後の地球環境形成に関する研究

日本学術振興会 科研費

2013年度(継続)原生代環境下における水—岩石鉱物相互作用とその後の地球環境形成に関する研究

日本学術振興会 科研費

2012年度(新規)原生代環境下における水—岩石鉱物相互作用とその後の地球環境形成に関する研究

日本学術振興会 科研費 基盤研究C/4,160千円

2008年度(継続)環境負荷低減を考慮した資源の確保 —特に、中国新疆ウイグルの鉱物・エネルギー資源

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

2007年度(継続)堆積物の自然残留磁化の重要な担い手であるグレイガイトの熱磁気的同定法の研究

日本学術振興会 科研費

2007年度(継続)環境負荷低減を考慮した資源の確保 —特に、中国新疆ウイグルの鉱物・エネルギー資源

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

2006年度(新規)堆積物の自然残留磁化の重要な担い手であるグレイガイトの熱磁気的同定法の研究 代表者:鳥居政之

日本学術振興会 科研費 基盤研究C/3,100千円

2006年度(継続)環境負荷低減を考慮した資源の確保 —特に、中国新疆ウイグルの鉱物・エネルギー資源

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

2005年度(新規)環境負荷低減を考慮した資源の確保 —特に、中国新疆ウイグルの鉱物・エネルギー資源 代表者:金田博彰

日本学術振興会 科研費 基盤研究B/11,200千円

2003年度(継続)中国南東部における鉱物鉱床の分布特性および資源量予測のための基礎研究

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

2002年度(継続)酸性雨の岩石鉱物に与える影響に関する実験的研究 —炭酸、硫酸、硝酸、塩酸を用いてー

日本学術振興会 科研費 基盤研究C

2002年度(継続)中国南東部における鉱物鉱床の分布特性および資源量予測のための基礎研究

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

2002年度(新規)酸性雨の地球環境、特に建築石材に与える影響について

八雲環境科学振興財団 一般研究/500千円

2001年度(継続)酸性雨の岩石鉱物に与える影響に関する実験的研究 —炭酸、硫酸、硝酸、塩酸を用いてー

日本学術振興会 科研費 基盤研究C

2001年度(継続)中国南東部における鉱物鉱床の分布特性および資源量予測のための基礎研究

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

2000年度(新規)酸性雨の岩石鉱物に与える影響に関する実験的研究 —炭酸、硫酸、硝酸、塩酸を用いてー

日本学術振興会 科研費 基盤研究C/3,500千円

2000年度(新規)中国南東部における鉱物鉱床の分布特性および資源量予測のための基礎研究 代表者:金田博彰

日本学術振興会 科研費 基盤研究B/11,200千円

1999年度(継続)中国南西地域における鉱物鉱床の分布特性

日本学術振興会 科研費 基盤研究B

1998年度(新規)中国南西地域における鉱物鉱床の分布特性 代表者:正路徹也

日本学術振興会 科研費 基盤研究B/10,900千円

1996年度(継続)中国、雲南省における鉱床の分布特性

日本学術振興会 科研費 海外学術研究

1996年度(新規)摩砕タルクの水熱処理による各種粘土鉱物の合成 代表者:坂本尚史

日本学術振興会 科研費 基盤研究C

1995年度(継続)中国、雲南省における鉱床の分布特性

日本学術振興会 科研費 海外学術研究

1995年度(新規)摩砕タルクの水熱処理による各種粘土鉱物の合成 代表者:坂本尚史

日本学術振興会 科研費 基盤研究C/2,300千円

1994年度(新規)電気伝導度を用いた溶解度測定装置のシステム化

日本学術振興会 科研費 一般研究C/1,700千円

1994年度(新規)中国、雲南省における鉱床の分布特性 代表者:正路徹也

日本学術振興会 科研費 海外学術研究/17,400千円

1993年度(新規)電気伝導度による鉱物の溶解度の測定

日本学術振興会 科研費 一般研究C/1,300千円

1989年度(継続)ローディン岩の成因に関する実験的研究

日本学術振興会 科研費 一般研究C

1988年度(新規)ローディン岩の成因に関する実験的研究

日本学術振興会 科研費 一般研究C/600千円

1988年度(新規)三波川変成岩の冷却速度と上昇機構 代表者:板谷徹丸

日本学術振興会 科研費 一般研究C/1,700千円

1985年度(新規)赤外線吸収法による含水ザクロ石の水の定量

日本学術振興会 科研費 奨励研究A/800千円

卒業生・修了生からの便り

 

 

 

 

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Tさん(03生)、結婚おめでとうございます!

 

 

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こんにちは赤ちゃん、Yさんの赤ちゃんですよ。

 

ゼミの様子

109772卒論発表会終了, Feb. 23, '18

IMG_1271IMG_1274IMG_1275IMG_1302IMG_13052017年11月 布賀鉱山IMG_1002 IMG_0635  IMG_2381IMG_0589 IMG_0588IMG_0604 Unknown

酸性雨,温泉水などによる風化変質と,原生代から現環境下での実験的研究

産業革命以後,17世紀にすでにイギリスでは酸性雨(acid rain)の影響が懸念されており,この影響は主にヨーロッパからの情報が多かったことから,日本でこの問題を扱う例は少なかった.また,この影響は動植物への影響が大きく取り上げられてきた.ところが,岡山市のある寺院の花崗岩で作られた建造物が酸性雨(霧)の影響とみられる変質が認められたことから,その影響を実験的に行っている.これまで,pH2,3,4の硫酸,硝酸,塩酸,二酸化炭素飽和水,蒸留水を用い,花崗岩,はんれい岩,火山ガラス,長石類との相互作用に関する研究を行っている.

[caption id="attachment_1568" align="alignnone" width="300"]SANYO DIGITAL CAMERA Cambridge Univ.[/caption]

 

このテーマに関係する主な参考文献

* 坂本尚史、小林祥一 (1992) 地表条件下における長石類の人工変質-酸性雨の岩石鉱物に与える影響の研究(その1)-. 粘土科学、32(2)、108-120.

* 小林祥一、坂本尚史、柿谷悟 (1993) 地表条件下における花崗岩の人工変質-酸性雨の岩石鉱物に与える影響の研究(その2)-. 粘土科学、33(2)、81-91.

* Kobayashi, S., Sakamoto, T. and S. Kakitani (1994) Effects of acid rain on granitic building stone. Proceedings of 7th International Association of Engineering Geology 5, 3651-3658.

* S. Kobayashi, T. Sakamoto (2001) Artificial weathering of granite under earth surface conditions. Clay Science, 11(4), 349-367.

* S. Kobayashi, T. Sakamoto and K. Yamaguchi (2005) Artificial chemical weathering of gabbro under earth surface conditions -The influence of acid rain on rocks and minerals (Part 4)-. Clay Science, 12(6), 367-377.

* Kobayashi, S., Baba, Y., Kanayama, A., Naohara, J., Sakamoto, T. and Kitaoka, K. (2016) Artificial Chemical Weathering of Plagioclase by Acidic Hydrothermal Solutions  -The Effect on Chemical Composition of Hot Spring Water-. Journal of Hot Spring Sciences, 66, 89-106.