日周運動の撮影~vengeance~

以前みずがめ座η流星群のピークの日に、日周運動の撮影に挑みました(詳しくはこちら)。

そのとき撮影した写真について、伊代野大先生から、

・日周運動を撮影するとなると、やはり30分間のライブタイム撮影では時間が短い。

・ピントが合ってない。

というご指摘を頂きまして、ベンジェンスもといリベンジすることにしました。

 今回は5月24日22時10分~25日0時20分の130分間。正確には1分×130枚のコンポジット撮影を行いました。

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この日は、はくちょう座のあたりを流星が何個か通過するのも観測できました。

また今の時期は夜が深くなると南の空に木星がひときわ明るく輝いて見えます。

 

ときには夜空を見上げてみるのも良いものですよ。

日周運動の撮影 ~伊代野研究室紹介~

5月7日0時台の日周運動の様子です。

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北極星をほぼ中心にして、空全体が反時計回りに回転して見えます。それが日周運動です。

実はこの日、みずがめ座η流星群がピークの日で、旧3号館にカメラを据えて待機していました。しかし、いわゆる「三大流星群」ではないこのみずがめ座η流星群。カメラで捉えることはおろか、目視すら厳しいものでした。

そんな流星群を今か今かと待っているときにふと撮影した一枚です。