2月19日から21日まで新4年生(現3年生)の卒業研究にむけて、鎌滝研究室と合同で山口県西部の地質調査を行いました。
美祢市にて秋吉帯に属する石灰岩類の巡検、美祢市化石館において美祢層群を中心とした山口県に産する化石の勉強をしました。
宇部市においては超塩基性岩、下関市においてはジュラ紀~白亜紀の地層群および化石類の調査・古第三紀の地層群および化石の調査を行いました。
天気は晴れの日もあれば、吹雪となった日もありハードな調査となりましたが、調査方法は身についたでしょうか?
どんどん観察を進めて、卒業研究に臨んでください。

1年間の集大成として卒業研究発表会が行われました。
4年生5名が発表をしました。緊張の面持ちでしたが、発表後は皆さん晴れ晴れとした顔で立派に成長していました。
卒業論文の最後の修正をして、卒業を待つばかりです。
みなさん、お疲れさまでした。
市民公開講座として講演と展示を行いました。
隕石からわかってきた太陽系のでき方を紹介し、実際に隕石を観察しました。
月・火星・小惑星起源の隕石の特徴を、研究に用いられる偏光顕微鏡を用いて観察を行いました。
当日の様子は、以下のリンクをご覧ください。
当日の様子(大学HP)
新原研究室では、出張講座・展示も行っておりますので、お問い合わせください。
新原研究室がかかわっている論文が国際誌に採択され、プレスリリースが発出されました。
千葉工業大学を中心とした研究グループで衝撃回収実験を行っています。
くわしくは、以下のプレスリリースをご覧ください。
プレスリリース
毎年3月には、Lunar and Planetary Science Conference(月惑星科学会)がNASAジョンソン宇宙センターがあるテキサス州ヒューストン近くのWoodlandsにて行われます。
今年は3月7日から11日まで対面とオンラインのバーチャルでおこなわれました。バーチャルでの参加は時差が15時間ということもあり大変です。
新原研究室では共著を含めて6件の発表をおこないました。
CALCIUM DISTRIBUTION IN ELEPHANT MORAINE A79001: COMPARISON WITH OTHER MARTIAN METEORITES
SHOCK RECOVERY OF GRANITE WITH A DECAYING SHOCK WAVE: FRAGMENTATION, FORMATION OF STISHOVITE, AND ONSET OF MELTING AT LOW (<20 GPa) SHOCK PRESSURE
SHOCK EFFECTS IN PRE-HEATED BASALT: SEARCH FOR THE CRITERIA FOR PRODUCING MOSAICISM.
SHOCK RECOVERY OF GRANITE WITH A DECAYING SHOCK WAVE: FEATHER FEATURES FORMATION IN QUARTZ
Preliminary developments of simplified lunar regolith simulants for Japanese future lunar missions
PERMITTIVITY OF LUNAR SUBSURFACE AT UFH BAND BASED ON LABORATORY EXPERIMENT: IMPLICATIONS FOR LUNAR GPR MISSIONS
鎌滝先生より提供いただいた軽石を薄片にして観察しています。
D2号館3Fに展示しています。
