最近流星研究会で話題となったAtom Cam2を設置して、2022年6月4日夕刻から観測開始。
高角度分解のを有する原子核乾板を搭載した検出器を気球で地上35km程度上空に上げ、高エネルギー天体から放射される宇宙ガンマ線を、観測する計画がGRIANE実験です。PIは神戸大学の青木茂樹先生です。
2022年度の研究室のゼミ生4名が、名古屋大学で実験準備に参加しました。2023年のフライトに向けて準備が最終段階に入ってきました。画像は、気球ゴンドラとの記念です。

原子核乳剤の製造、原子核乾板の製造・現像の一連の作業を行いました。
名古屋大学理学部物理学科F研の皆様ありがとうございました。
2021年度の研究室ゼミ生の卒論発表が終わりました。
変光星の観測3部作です。
2021年11月19日の部分月食を研究室メンバーで観望しました。
新原先生が準備された望遠鏡で、赤銅色のグラデーションがきれいな月食でした。新原先生、ありがとうございました。

2021年度秋学期3年生対象プレゼミ科目「自然探究ゼミナール」が始まりました。
伊代野研は、情報ゼミでpythonと宇宙ゼミで購読と実習です。情報ゼミでは手始めに、COVID19の感染者数データ(CSV)にアクセスして、pandas、numpy、matplotlibの練習。

このグラフは、2021年10月1日までの感染者数の推移を、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県について並べたものです。「位相のずれ」があったりなかったり、「一か月間増えて、その後一か月間減る」など、緊急事態宣言とかまん延防止措置法とを超える自然のメカニズムがあるのかと思わせる振る舞いがあります。などと考えることをデータサイエンス、基となる正確なデータを揃え、そのデータを蓄え、ルールの下でアクセスできる環境を整備することをデータエンジニアリングというのかも。後者は最先端のバックエンドエンジニアですね。
追加:埼玉、千葉、東京、神奈川

ネオワイズ彗星がB7号館屋上にも来てくれました。 先週2020年7月17,18,19,20日と連敗でした。20:27から5分程度の雲の切れ間でした。奇跡の5分間でした。
機材:Canon Kiss X9とTamronSP 70-300F/4-5.6 ISO3200 f/4 1.3秒(オリジナル画像)
以下は、1200×800pixlesに縮小 70mmで撮影:↓

70mmで撮影+コントラスト強調:↓

SN10の星図:↓

~170mmで撮影:↓

~170mmで撮影+コントラスト強調:↓

p.s. B7号館屋上から引き上げる時、天文部の学生さんと行き違いになりました。幸運を祈るばかりでしたが、・・・
研究室では、原子核乾板を用いたsubGeVガンマ線天体の観測を中心テーマとして、宇宙線原子核組成の起源の研究をしています。 その他にも、流星観測と起源、データ解析プログラム開発をしています。
オープンキャンパスが2020年7月25日と26日に開催されますので、一言:
基礎理学科の学生さんには、望遠鏡を使った天体観測の(1)計画、(2)実施、(3)まとめの指導ができる理科の先生になってもらうこと、そしてコンピュータを駆使できるようになってもらうことを技術的な目標として接しています。何よりも、科学の楽しさや難しさ、醍醐味、挫折感、驚き、落胆、光と影、anomalyの発見・確認・再現に始まる新しい科学の世界を伝えられる人間にしたいと考えています。