「水を電気で分解」と「ススキとセイタカアワダチソウの茎の構造」(12月)

基礎理学科3年生理科教材開発指導では、中学校理科で登場するさまざまな実験に自らチャレンジし、同級生を中学生に見立てて実験の授業を準備・実演を行います。
  今回は化学分野の水の電気分解と植物の茎の構造とはたらきです。 

自作のH型試験管を用意し、NaOH溶液にシャー芯を入れて電極とします。12Vの電圧をかけると、それぞれ気体が発生します。10分後に体積比を測定し、火を近ずけ気体を同定します。火を近づける時はいくつになってもドキドキします.
  植物の茎の観察では、ナイフで茎を丁寧に切ります。先生役の学生さんの技に生徒役の学生さん達は感心しきりでした。顕微鏡の準備の間は、セイタカアワダチソウとススキの構造を先生役の学生さんがアドリブで解説するなど、授業の深まりもありました。
 中学校理科の先生を目指す学生さん達は,もともと自然に対する探求心が強いです.この講義内で磨きをかけながら教師への道を進んで行きます.(IYN)