

野外実践指導実習Ⅱの植物・土壌生物・海洋プランクトン編を実施しました。
9月1日と3日に、野外実践指導実習Ⅱとして「植物標本作成」「土壌生物の観察」「海洋プランクトンの観察」を行いました。
1日目は、山に入り、果実や花のついた植物を採集するとともに、森林と草原の落葉層および表層土の試料を採取しました。実験室に戻ってからは、まずGoogle画像検索で候補種をリストアップし、最終的には図鑑で確認して植物を同定しました。その後、同定した植物を新聞紙に挟み、オリジナルの植物標本を作製しました。
採取した土壌試料は、ツルグレン装置という専用の器具を用いて小さな土壌生物を分離し、3日にその種類や個体数を調べました。森林と草原での土壌生物相の違いについて考察を深めることができました。
さらに、瀬戸内海で採取された海洋プランクトンの観察も行い、その種類を調べながら海の環境との関わりについて学びました。
これらの経験は、将来教員になった際の理科実習のヒントとして役立ててほしいと思います。