
基礎理学科のイベント情報のお知らせ
基礎理学科では2025年の3月・4月・6月に中学生・高校生および社会人メインの学科イベントを行います。
イベントの日程は下記のとおりです。
皆様のご参加をお待ちしております。
イベントの参加申し込みについては、決まり次第お知らせいたします。
3月30日 ⇒イベント紹介ムービー
数学分野:荒谷督司
「入れ替えの数学を用いてトランプのシャッフルを探求しよう!」
トランプをシャッフルする際にどのような並び替えが行われているのかを、置換という概念を用いて考察します。リフルシャッフルにおいて、その並び替えを合同式を用いて表現できることや、3枚のトランプの入れ替え操作について探求します。
化学分野:杉山裕子
「中和滴定を用いて食酢中の酢酸の濃度を求めてみよう!」
中和滴定について学び、食酢中に存在する酢酸の濃度を中和滴定を用いて求めることにより、試薬調製や操作の正確さや精密さが実験結果にどのように影響するのかを探求します。
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4月20日 ⇒イベント紹介ムービー
数学分野:稲葉和正
「数学を用いて地図の塗り分けを考えよう!」
隣り合う国が異なる色になるように地図を塗り分けます。このときグラフと呼ばれる点と線を結んでできる図形ができます。このグラフを用いて地図の塗り分けを表現できることや、塗り分けに必要な色の最小数について探求します。
化学分野:東村秀之
「酸化還元反応は社会を持続させる!」
SDGsに向けた研究について、モデル実験を通して理解を深めます。①環境に優しい酸化反応で材料合成、②CO2削減へ還元反応で再利用、③超軽量電池でEV航続距離アップ等を取り上げ、デモ実験やデバイス作成を行います。
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6月7日 ⇒イベント紹介ムービー
生物学・地学分野:齋藤達昭、鎌滝孝信、藤木利之、新原隆史
「瀬戸内の豊かな自然はどのようにしてできたのだろうか?~瀬戸内の自然を科学する:前島の地層と磯に棲む生物の観察~」
岡山県瀬戸内市牛窓町の沿岸に浮かぶ前島を舞台としたフィールドワークを通して、瀬戸内海地域の過去から現在までの成り立ちを解説します。さらに、地震・津波や洪水など自然災害から身を守るための防災・減災対策考えてもらいます。
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6月15日 ⇒イベント紹介ムービー
数学分野:山崎洋一
「折り紙を使って方程式を解いてみよう!」
一次方程式、二次方程式、三次方程式…を折り紙で解く方法を紹介します。計算が苦手な人や、方程式を解きたいのに紙しかないときに使えます。このような折り紙を用いる数学はオリガミクスと呼ばれ、さまざまな研究がされています。
物理学分野:森 嘉久
「捨ててしまっている熱エネルギーを電気エネルギーに変換することでエネルギーを有効活用する!」
熱エネルギー はエネルギーの最終形態の一つで排熱として使用せずに捨てられることが多い状況です。その熱エネルギーを電気エネルギーに変換すればまだまだ活用することが可能です。熱電材料は熱エネルギーを電気エネルギーに変換できる材料ですが、そのエネルギー変換の原理を考えながら活用するための課題を検討してみましょう。
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