理学部体験イベントを実施しました

中高生を対象にした理学部体験イベントとして、基礎理学科では「教科書から現実への架け橋~教科書に書いてある式や法則、現象を実際に体験してみよう~」を実施しました。
本イベントでは、
荒谷教授(数学)による「複素数を使ってきれいにケーキをきってみよう」
伊代野教授(情報宇宙)による「霧箱を使って素粒子をみてみよう」
田邉准教授(物理)による「超伝導を使って消費電力ゼロを体験しよう」
を行いました。

数学の実験では、複素数の概念を理解した後に、数学を使ってケーキを切り分けました。実験後は、参加者の皆さんとケーキをいただきながら教員や手伝いに来てくれた在校生と交流を深め、大変盛り上がりました(実験に用いたケーキはスタッフでおいしくいただきました)。

情報宇宙の実験では、素粒子について説明があった後、実際に霧箱を作って観察をしました。

物理の実験では、超電導について学んだ後に、実際に液体窒素と磁石を使って超伝導を体験し、測定も行いました。会の終了後には、物理の講義の延長戦が行われていました。

教科書に書かれている内容も、大学までくるとさらに最先端の研究にもつながっていきます。
みなさんのご参加、誠にありがとうございました。