理科分野卒業研究中間発表会.熱くでもクール!(11月)

2014年度卒業研究・理科分野の中間発表会が19日に開かれました.理科分野では,物理学・生物学・化学・地球科学の研究室と情報宇宙研究室に50名強の 

ゼミ学生が所属しています.研究テーマはバラエティーに富んでいます.
キーワードを並べてみると,第三紀玄武岩,花崗岩,瀬戸内火山岩,喬夏哈拉鉄銅スカルン鉱床,未知ホウ酸塩鉱物,化学発光,岡山三大河川,宮古島の水質,亜鉛結晶釉,アッケシソウ,オオサンショウウオ,岡山城内堀,高島干潟,自作濁度計,備前焼,アルテミア,Mg2Si高圧合成,ダイミ山,モンカゲロウ,チワラスボ,カジカ,ヒシ,遠距離飛来花粉,大気圧窒素プラズマ,窒化炭素薄膜,Nuclear Disintegration現象,物体追跡,QuickTimeSDK,AR2192黒点群,流星実経路,恒星ラべリング,γ線天文観測用原子核乾板,ペブロスカイト型プロトン導電体,太陽光を利用した揚水発電などなど多彩なものです.物理・化学・生物・地学・宇宙・情報など分野並びに学際的な環境などの分野で発表が行われました.伝統的に,中間発表はPPTを使わずにA4用紙1枚の研究要旨を作成・配布し,OHCでこれを提示しながらの口頭発表です.
 持ち時間は,7分のオーラル発表と3分間のディスカッションです.「7分間をどのように埋めたらよいのか」,「早く終わってしまう」とはじめは悩んでいましたが,実験・データ解析が進につれて「7分間を超える.おさめることが問題」となってきました.
 観測・実験,解析・考察,議論それぞれのレベルで進捗状況に差がみられる発表でした.うまく進んでいる人,苦戦している人,持て余すほどデータを抱えている人,それぞれの成果と課題が明らかになったと思います.
 発表会は,午前10時から午後4時過ぎまで休憩をはさみながら順調に進みました.3年生・2年生も参加し,積極的にディスカッションに参加してくれました.学年の壁や研究室の壁もなく,自由な雰囲気でも規律ある凛とした卒研中間発表会でした.ポテンシャルが高くなっっている4年生の皆さんは,これからの残り三カ月間で想像できないほど研究が進むと思います.
頑張って下さい.(IYN)