東野文子助教の記事が山陽新聞に掲載
10月4日に東野文子助教の南極…
理学部基礎理学科、若村国夫教授は本年度をもちましてご退職されます。それを記念して、2月23日に最終講義が開催されました。
基礎理学科は他に例のない学科であったこともあり運営の全てが手さぐりでした。
学科発足当時は、”何をする学科?”等の意見がありました。
若村先生は、1期生を迎えた後、基礎理学科のコンセプト確立、充実、学科運営にと今日に至るまで獅子奮迅され、イニシアチブを発揮されてきました。その結果として、理科、数学を全般的に学んで、理数系教員、多様な就職先、大学院などを目指すという学科の教育方針が確立してきました。設立から40年余を経てすでに多くの卒業生が各分野に巣立って行っております。
若村先生は教授会等で時に鋭い発言で大学のありように警鐘をならされていたのもたいへん印象深いところであります。
また、写真の腕前の高さや、最近は産業考古学会の評議員として、横須賀ドックの保存等にも尽力されるなど、活動の幅を大きく広げられてきました。
最終講義ではこれまでの若村先生の歩みを語られました。