野外実践指導実習Ⅱ in蒜山編を実施

9月13-15日の日程で、野外実践指導実習Ⅱが実施されました。この科目は、理科教員になった際に野外の理科実習を学ぶために実施しております。13日は、植物標本用の植物採取およびその植物の撮影を行い、午後は土壌昆虫用の土壌試料の採取を行いました。調査終了後は、蒜山学舎に戻って、植物の標本づくりを学びました。

蒜山学舎での夕食はジンギスカンでした。みんな調査を頑張って腹ペコペコだったのか、肉も野菜もあっという間になくなり、30合はありそうな白飯も全部なくなりました。若さってすごいです。。。美味しいジンギスカンを準備して下さった管理人さんに感謝です。

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夜は星の観察・・・・でしたが、あいにくの曇り空。急遽、望遠鏡の組み立て方や使い方の講習に変更でした。北極星を起点にして、自動で望遠鏡が移動するシステムのセッティング、望遠鏡を設置しバランスを整える方法などを学びました。

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14日は新見市の足立で地質調査です。道沿いの露頭の岩石を割って、岩石の種類を突き止め、蛇紋岩と閃緑岩の分布を確認していきました。そして、最後にローディン岩の成因について考えました。

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15日は蒜山で採取した土壌から土壌昆虫を抽出し、同定して、草原と森林の土壌昆虫の違いを探り、さらに植物の同定作業を行いました。

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蒜山は秋の気配がし、涼しかったですが、それでも実習中はみんな汗だくになって、それぞれの実習に取り組んでいました。暑い中での実習お疲れさまでした。