附属中学で教員希望の学生が理科実験にチャレンジ(2月)

教員を目指している3年生4名が附属中高で「光」をテーマにした理科実験を行いました.実験前日まで試行錯誤を繰り返しながら予備実験を行い, 

練りに練った実演でした.「中学校で『光』をどこまで教えているのか?教えることができるのか?」「このテーマは高等学校の物理の分野だ」など話題の組み立てが大変難しく,物理嫌いが多い言われる中での物理テーマへのチャレンジでした.
準備万端の一方で,始まるまではどうなることか心配でした.
  授業が始まり偏光板を1枚配布すると,「何これ.灰色で透明なだけじゃん」という生徒から言葉が出ると先生役リーダーのカイハラ君のスイッチが入り,「しめた」という声が聞こえてきそうなほど,予想通りの展開になりました.2枚目の偏光板を配布すると,「えーなんで」と驚きの声が生徒から上がりました.後は,スライドガラスとセロテープ,光の反射の実験,釣り用のサングラス,液晶の仕組みと話題はどんどん身近になっていきました.次に,分光シートを使って光には色という性質があるとこを確認しました.最後に,液晶プロジェクタと偏光板を使った光の三原色のデモ実験は,不思議な体験となりました.
  附属中学の3年生達も偏光の仕組みが身近で使われ役立っていることに驚くとともに,「光」の不思議な性質を体験することができたのではないでしょうか!
  先生役のカイハラ君,トウキュウ君,ミヤビ君,ヒサカワさん皆さんお疲れ様でした.貴重な体験ができたと思います.
 附属中高の高橋先生はじめ皆さんお世話なりました.次回もよろしくお願いします