岡山理科大学プロジェクト研究推進事業に参加

9月23日~10月1日に、岡山理科大学プロジェクト研究推進事業「モンゴルにおける民族の歴史と自然環境の変遷の解析」の環境班のメンバーとして、モンゴルのAltanbulag周辺の湖で湖底堆積物を採取してきました。本プロジェクトには他学科の先生方とのプロジェクトで、今回の調査では動物学科の清水先生、中本先生、生物地球学科の那須先生、矢野先生と調査を実施しました。今後、様々な結果が得られると思われます。乞うご期待ください。

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4年生の酒井さんが学会発表

4年生の酒井さんが三重県津市で開催されている日本花粉学会第59回大会で研究成果をポスター発表を行いました。緊張して上手く発表できなかったようですが、色々な質問を頂いただき有意義だったようです。

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クック諸島アチウ島で試料採取

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ラロトンガ島のカレカレ湿原での採取終了後は、ラロトンガ島北部のアチウ島に飛んで、湿原の堆積物を採取しました。この湿原は8年前にも訪れたのですが、コアラーが異なった形状であるうえ、非常に水位が高く採取できませんでした。なので、今回はリベンジです。Atiu villaのオーナーのロジャーさんも手伝ってくれてとてもスムーズに採取ができ、5.5mの堆積物が採取できました。

アチウ島は人口も少なく、多くの自然が残る島です。とても暇になる島ですが、そても綺麗でした。

クック諸島ラロトンガ島で試料採取

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科研費・費基盤研究Bにおいて植生の変化から東ポリネシア域への人類到達時期を解明するため、鹿児島大学と福岡大学と共同で、クック諸島ラロトンガ島のカレカレ湿原で堆積物の採取をしてきました。南半球は冬で風はひんやりしていますが、日差しは強く日本の9月のようでした。

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採取したコアは宿舎において、記載し、色や重量を測定後、サブサンプリングして日本に持ち帰る用にパッキングします。

オープンキャンパス

7月28日に開催されたオープンキャンパスの学科イベントに本研究室が参加し、堆積物中の微化石の紹介を行いました。花粉だけでなく、有孔虫や珪藻も自分でプレパラートを作成し観察していただきました。午前中は非常に多くの生徒さん達が見に来られ、顕微鏡が不足する事態になりご迷惑をおかけしてしまいました。29日は台風で中止となりましたが、次回は9月に開催されます。またおいでください。

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ふじのくに地球環境史ミュージアムで発表

7月21日はふじのくに地球環境史ミュージアムの第15回ミュージアム学習会において、「花粉のカタチから過去の植生を探る」というタイトルでサポーターの方々に花粉の形態と花粉分析についてお話をさせて頂きました。また午後からは、本ミュージアムで開催中の国際火山噴火史情報研究集会において、基盤研究Bに関するクック諸島の花粉分析結果と今後の調査研究の展望についてお話させて頂きました。40445