野外実践指導実習Ⅰ 前島編
6月1日・2日と牛窓沖にある前島で野外実践指導実習Ⅰが実施されました。
1日の昼間は磯の環境調査です。磯に生息する生物を採取し、それを実験施設に持ち帰り同定をして、現在の前島の海環境を調査しました。海に腰まで浸かって魚を捕る学生もいて、初夏の暑い海を楽しみながら調査をしていました。色々なカニやカイメン、アメフラシ、ヒトデ、イソギンチャク、カメノテ、クラゲ、海藻など様々な生き物が採取できました。
1日の夜は天体観測です。夕方から望遠鏡を設置し、夜の天体観測に備えました。しかし、夜になると雲が出てきてしまい十分な観測ができませんでしたが、北斗七星やこと座、はくちょう座、こぐま座、しし座、おとめ座を観測することができました。晴天であれば、天の川が海へ向かって流れている綺麗な星空が観測できたのですが、残念です。来年に期待ですね。
2日は地質調査です。前島のいろいろな地質を調査し、前島のでき方などを学びました。また、いくつかの土壌を持ち帰り粒度分析なども行いました。
理科教員になった際は、調査のノウハウを授業に活かしてもらえると嬉しいですね。頑張ってください。