基礎理学科は「入り口で広く学んで、出口は深く」をモットーとしています。1,2年次は自然科学の基礎をしっかりと学習し、専門分野の決定は3年次となるので、 

自分の進むべく研究分野をじっくりと考えて選択することが可能で、4年次には自分の専門を深めることができます。さらに修士課程まで終えれば「幅広い基礎科目と深い専門分野の両方が勉強できた」と実感することでしょう。
 卒業研究の分野(研究分野)は「数学」「情報」「物質物理」「生物化学」「地球環境」「現代教育」の6分野があります。専門分野は様々ですが各分野で最先端の活躍をされている先生方が集まっています。その研究成果は、積極的に国内外の学会で発表されており、昨年度は、粉体粉末冶金協会平成18年度研究進歩賞(山口准教授ら)、第51回粘土科学討論会日本粘土学会学術振興基金賞(小倉君:小林研究室)、第48回高圧討論会ポスター賞(中野さん:森研究室)、同ポスター賞受賞(藤井穣君:森研究室)、第29回日本比較生理生化学会若手ワークショップ理学研究科研究奨励賞(船戸君:桑澤研究室)などの受賞がありました。
 また当学科は教員養成にも力を注いでいます。学科のカリキュラムを修得することにより、「数学」と「理科」、「情報」の教員免許を取得できます。昨年度は7名の学生が3つ全ての教員免許を取得しました。「小学校免許取得支援システム」も稼動していますので、3免許に加えて努力しだいでは「小学校2種免許」も取得可能となります。
 世界的に問題となっている環境問題にも対応できる学生を育てるため、カリキュラムを一部修正するだけでなく、各研究室の研究内容や、学外でのボランティア活動を通じて環境を意識した内容へと変化させています。教員志望の学生に対しては、「環境問題を語れる教員になろう!」というスローガンを掲げ、積極的に取り組める体制を整えています。その一例として、当学科の学生と教員が「笹が瀬川一斉調査」、「旭川かいぼり調査」、「岡山城内堀の水質浄化プロジェクト」、「第19回全国生涯学習フェステバルまなびピア岡山」などの環境調査や環境教育のイベントに参加しました。このような環境活動の一つである「てっきり復活大作戦2006」の活動は社会的にも高く評価され、岡山市環境パートナーシップ交流会特別賞を受賞しました。
 企業の採用予定数は年々増加傾向にあります。就職活動は、就職部や学科の就職委員などにより力強くサポートされています。教員採用試験は現役合格が難しかったのが、近年はかなり改善されつつあります。さらに最近の調査では、採用試験再受験者の中からかなりの者が合格していることが判明しました。大学院へはおよそ30%の学生が進学しており、その進学先は本学の大学院だけでなく、旧国立大学の大学院などへも進学しています。
 最後に、充実した日々を過ごす学生諸君の元気な姿がキャンパスに溢れるよう祈っています。