A.総合的な視野をもち広範な学際領域の研究に対応する能力を身につけるために、数理科学、環境・エネルギー科学、生物・化学系列の専門科目を配置し、可能な限り各系列間で関連性をもたせ、柔軟に運用する。その際、学生の自由な志望を軸とした、変化に富む履修計画が可能となるよう配慮している。また、多分野の履修による専門性の脆弱化を回避し、専門分野における必要な知識が修得できるよう、学外の講師による総合理学特別講義Ⅰ〜Ⅹを配置する。

B.必要な情報を収集し研究を進める能力、および国際会議での表現能力を養うためにインターナショナルキャリアを配置する。

C.各系列の専門科目等で修得した知識、手法や考え方を総合的に活用して、研究課題の解決に取り組み、その成果を口頭発表と論文にまとめる特別研究を配置する。また、これと並行して自身の研究内容が他分野の研究者にも理解されるようなプレゼンテーション能力や質疑応答の能力を向上させる目的で、必修科目としてコンプリヘンシブ演習を配置している。以上の開講科目について、客観的な知識・理解、および学習成果の表現法等の指標を総合的に評価することにより、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。